無印吉澤(※新エントリはhatenablogに掲載中)

吉澤です。このサイトではIPv6やP2Pなどの通信技術から、SNSやナレッジマネジメントなどの理論まで、広い意味での「ネットワーク」に関する話題を扱っていたのですが、はてなブログに引っ越しました
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2004/11/25

[blog]ニュースコミュニティ- テキストコミュニケーションの重要性増加中(FPN)

http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=276

この記事と、その先の記事(死んでしまったら私のことなんか誰も話さない: ブログの魅力と可能性)を読んでいて、以前「ネット世代」についての日記を書いているときに見たサイトを思い出しました。テキストコミュニケーションの効用としては、個人的には以下の説明が一番しっくりきます(フラストレーションを感じる部分が僕と共通してる人じゃないと、共感されないかな……)。

「ネット世代論」を「匿名性」とスッパリ切り離してみる(技術系サラリーマンの交差点)
http://ytsumura.cocolog-nifty.com/blog/2004/06/post_3.html

 リアル世界から一応独立した媒体に、いったん(あるいは継続的に)情報がプールされる仕組み。こういうものを自分の生活空間として入り込み、その世界での人格を形成できるのが「ネット世代」ではないか。

(中略)

 こういう媒体を介すると、なぜ「もう一つの世界」が出現してしまうのか。私はコミュニケーション論の専門家でもなんでもないが、「自分の言いたいことを最後まで言える」のが最も大きいと思う。リアルの会話では、言いたいことを全て言える場面はあまりない。途中でさえぎられたり、相手の顔色を見たり、ちゃんと聞いてもらえなかったり、色々な理由で発言は中断される。(あるいは、そもそも発言できない。)そして、発言の受け手にとっては、「相手の発言に途中で文句をはさめず、全部受け取らされる」ことになる。

 たったこれだけの違いだが、人間どうしの関係に決定的な違いをもたらすように見える。

あと、ちょっと前に読んだ「超」整理法4 コミュニケーションにもテキストコミュニケーションの効用がいろいろ書いてあったような気がします。要点だけ取り出したら参考になるかも。

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