2006/02/13
■[Teredo][IPv6]TeredoがRFC化(RFC 4380)
今月の上旬に、とうとうTeredoがRFCになりました。まぁ、実装自体はだーいぶ前からあるので、今更という感じですけども……。以下は、IETF-announceメーリングリストに流れてきたメールより抜粋。
RFC 4380 Title: Teredo: Tunneling IPv6 over UDP through Network Address Translations (NATs) Author: C. Huitema Status: Standards Track Date: February 2006 Mailbox: huitema@microsoft.com Pages: 53 Characters: 132607 Updates/Obsoletes/SeeAlso: None I-D Tag: draft-huitema-v6ops-teredo-05.txt URL: http://www.rfc-editor.org/rfc/rfc4380.txt
僕はまだ中身を読んでないのですが、既にRFCを読んでる人の日記を見つけたので、代わりにそちらをご紹介しときます。
音楽カテゴリの卒論日記。(i n s i s t ; e x i s t)
http://insist-exist.net/modules/weblog/details.php?blog_id=21
Teredoが遂にProposed StandardとなるRFC4380を公開した。2006-02-01付かな。併せて、Miredoもバージョンアップした。
おそらく変更点は2001:0000::/32に決定したプレフィクスくらい。少なくともざっと見た感じではそれだけ。
……というわけで、あんまり変わってないみたいですね。僕も、あとでテンションが上がったらざっと読んでみます。
ちなみに、今までTeredo用のプレフィックス*1として使われていたのは3FFE:831F::/32というアドレスなのですが、これはドラフト執筆者のHuitema氏が所属するマイクロソフト所有のIPv6アドレス空間だったりします。つまり、これだけ広いアドレス空間を世界的に貸し出してしまっていたわけで……まさにアドレスが有り余ってるIPv6ならでは、という感じですねえ。
*1 正確に言うと、Teredoサーバから割り当てられるIPv6アドレスのプレフィックスのこと。正式名称はGlobal Teredo IPv6 Service Prefix。
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