2006/08/17
■[tDiary]Google Analytics導入しました(with Google Analyticsプラグイン)
Google Analytics、招待制廃止、誰でも利用可能に(GIGAZINE)
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060816_google_analytics/
今まではトップページのフォームから申し込んで数ヶ月後にようやく使えるようになると言う悲惨な状態だったのですが、ついにその招待制が廃止され、今日から誰でも申し込めば使えるようになったとのこと。
僕も以前に申し込んだのですが全然招待されなかったGoogle Analyticsが、とうとう招待されなくても使えるようになったので、早速導入してみました。
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■ tDiaryへの導入手順
まずはGoogle Analyticsのサイトにログインして、自分のサイトの情報(プロファイル)を登録。すると、以下のようなJavaScriptスクリプトをサイトの</body>の直前に挿入するよう指示されます(UA-XXXXXX-Xという部分は各サイトのプロファイルID)。
<script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-XXXXXX-X"; urchinTracker(); </script>
で、これを普通にtDiaryのフッターに書き込んでもOKだと思うのですが、ただただし氏の作ったGoogle Analyticsプラグインが公開されていたので、これを使わせてもらいました。
Google Analytics - ただのにっき (2005-11-14)
http://sho.tdiary.net/20051114.html#p03
contrib/plugin/googleに、google_analytics.rbを追加した。
tDiary.orgで公開されているcontribからgoogle_analytics.rbだけ取り出して、misc/pluginにコピーしてサクッとインストール。あとはGoogle Analyticsプラグインの設定画面でプロファイルIDを登録すると、上記のJavaScriptスクリプトが自動的に挿入されるようになります。
そして、JavaScriptの挿入後に、Google Analytics側の設定画面で「ステータスを確認」ボタンを押せば「Analytics を正常にインストールし、データの収集を開始しました。」というメッセージが表示されて手続き完了。思ったより簡単でした。
Google Analyticsは既に日本語化されている&ヘルプが充実しているので、英語が苦手な人でも問題なくインストールできそうです。
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■ Google Analyticsをブロックしたり検出したり
ちなみに、このGoogle Analyticsという分析ツールは、JavaScriptを使ってかなり細かくユーザの挙動やプロファイルを集計する(できる)ので、人によってはあまりいい気分がしないかもしれません。
で、あまりいい気分がしない人はたくさん居そうだから、もう世の中にはGoogle Analyticsを拒否するGreasemonkeyスクリプトがあるんじゃないかと思って探してみたんですが……意外なことに見つかりませんでした。まぁ、Google Analyticsを拒否したいだけなら、www.google-analytics.comへのアクセスをブラウザ側でブロックしろよ、ってことでしょうか。
でも、代わりにこんなGreasemonkeyスクリプトが見つかりました。
Userscripts.org: Google Analytics Detector
http://userscripts.org/scripts/show/3013
これは、Google Analyticsを導入しているサイトで、画面左上に「Google Analytics enabled」と表示してくれるスクリプトです(ブロックはしてくれない模様)。ちょっと気になる人は、これを入れておくと少し気が休まるかも。
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(2006/08/20追記)
今でも多少アクセスされてるようなので、Skype Conference 2005のサイトにもGoogle Analytics導入しました。Hiki用のpluginはよく分からなかったので、plugin/00default.rbのdef hiki_footerにJavaScriptスクリプトを直接埋め込んでます。
2006/08/28
■[P2P][P2P勉強会]第2回DHT勉強会の講演概要(正式版)
9月18日(月・祝)に開催される第2回DHT勉強会の講演概要が、主催者のTomoさんのサイトで公開されたのでご紹介します。
[DHT]第2回DHT勉強会講演概要&タイムスケジュール(Tomo’s HotLine)
http://toremoro.tea-nifty.com/tomos_hotline/2006/08/dht2dht_f9ea.html
参加募集の時点では講演概要が紹介されていなかったので、過去の日記(7/9)では勝手な予想を書いたりしましたが……なんというかその予想は全然当たってなかったので、正式版をまだご覧になってない方はちゃんと見ておいた方がよさそうです。
あと今回の告知では、大阪市立大学の藤田 昭人氏による「Chord プロトコルを活用したシステム開発の実際」という講演が新たに追加されています。
藤田 昭人 氏:大阪市立大学
「Chord プロトコルを活用したシステム開発の実際」
(概要)
構造化オーバーレイの研究領域では著名な研究成果が発表されている Chord プロトコルだが、それを活用したシステム事例が増えない一因には Chord の開発元である MIT が実装コードを文字通りの AS-IS (リリースエンジニアリングしていない)で公開していることによる。本発表では主に構造化オーバーレイの研究を目指す学部学生およびその指導教官のみなさま、および構造化オーバーレイの実験を計画している一般プログラマーのみなさまへの参考情報の提供を目的として、MIT が公開している Chord 実装の概要、その代替として活用できる実装事例、そして発表者自身の手で進めている i3 Chord を活用したシステム開発の実際について文献を含めて紹介する。
DHTはまだまだ研究段階なこともあり、最新の実装を追いかけるのはなかなか骨の折れる仕事だったのではないかと思います。それだけに、そこから得た実際の話はかなり面白そうで、今から楽しみです。
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参加希望者へ:あと10名程で定員に達してしまいそう(2006年8月28日時点)なので、参加申し込みはお早めに。
第2回DHT勉強会 参加申込フォーム(mixi)
http://mixi.jp/view_event.pl?id=8168327
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