2005/10/24
■[SNS]videntity.org:WebサイトのURLを識別子に使うSNS
以前にvoid GraphicWizardsLair( void ); //経由で以下の記事を見て気になっていたサービス、videntity.orgを試してみました。
OpenIDで個人サイト同士が繋がるSNS - Social_Networking_Unlimited(ここギコ!)
http://kokogiko.net/m/archives/001353.html
OpenIDのメーリングリストで、OpenIDでのアカウントをベースに、自分のBlogサイト等メインURLをベースに繋がれるSNS実装ができた事を知った。
Videntity.orgという、OpenIDの認証サーバサービスが始めたサービスなのだが、すごい面白い。
詳しくは、ここギコ!の記事を読んでもらうとして。つまりvidentityというのは、
- 今まではブログにコメントを書き込む際の認証くらいにしか使われていなかったOpenID(≒TypeKeyの機能を標準化したもの)を、SNSにログインする際の認証に使った
- ユーザの識別子として、OpenIDそのものを使うのではなく、ユーザが管理しているWebサイトのURLを使った
という2点が新しいSNSサービスのようです。特に面白いのは後者? とりあえず僕も自分の情報を登録してみたので、しばらく使って色々考えてみます。
Videntity.org : OpenID Identity: muziyoshiz.jp
http://videntity.org/profile/muziyoshiz.jp
あ。それと、videntityのもう1つ変わった点を。
なんと、友達のサイトのURL(ブログに限らず)を指定することで、このサービスをまだ使っていない友達にもリンク出来てしまいます。例えば、P2P todayの横田さんにリンクするとwslash.com用のページが出来たり、Tomo's HotlineのTomoさんにリンクするとtoremoro.tea-nifty.com/tomos_hotline/用のページが出来ちゃったりします。
そんなわけで、videntityをこれから試す(または試してる)人は無印吉澤にも適当にリンクしてやってOKです。
■[tDiary]openidプラグイン
上でちらっと書きましたが、videntityを使うためには、自分のサイトにOpenIDを埋め込む必要があります。これは、HTMLのhead部に
<link rel="openid.server" href="http://videntity.org/serverlogin?action=openid"> <link rel="openid.delegate" href="http://muziyoshiz.videntity.org/">
のような感じで埋め込まないといけないので、ホスティング型のブログでは使えないところが結構ありそうです。が、tDiaryを使っている人は、openidプラグインを使えば簡単に設定できます。
tDiaryドキュメント - openid.rb
http://docs.tdiary.org/ja/?openid.rb
僕はcontrib/plugin/openidからダウンロードして、インストールしました。
ちなみに、このopenidプラグインを普通にインストールしたあとでOpenIDの設定画面を表示しようとすると、
undefined method `call' for "etc":String (NoMethodError) ./tdiary.rb:761:in `conf_proc' ./tdiary.rb:75:in `join' ./tdiary.rb:75:in `safe' ./tdiary.rb:657:in `eval_src' ./tdiary.rb:904:in `do_eval_rhtml' ./tdiary.rb:854:in `eval_rhtml' update.rb:63
というエラーが出てしまったので、openid.rbの26行目を
add_conf_proc( 'openid', @openid_conf_label ) do
に変えて動かしました。こちらの環境が悪いのかなんなのか、原因は分からないですけど、まあ動いてるからいいですよね……。
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